ネタバレはありません。

 

普通に舞台だと思って見ていて

「なんか歌が多いなあ??」

と思ったらミュージカルだった。

 

第一部は演劇。

徳川慶喜が十四代将軍に成り、

血生臭い諍いがなく世が移り変わる、

いまとは違う史実を辿ったらどうなるのか?

という歴史を背景に、

刀剣男子が歴史修正の苦難をいかに受け止めるかを描いている。

 

黒衣の小竜景光役の兵藤結也さんのビジュアルが良かった。

マント?ローブ?に長い刀を低めに携えたシルエットが素敵。

ピンとした背筋の良さが印象に残っている。

 

和泉守兼定役の有澤樟太郎さんは、舞台ハイキュー以来の再開だった。

2015年に見たときとは役柄も演技も正反対で、その堂々とした佇まいに感動!

登場シーンがかっこ良過ぎて思わず黄色い悲鳴を上げるところだった。

 

大包平役の松島勇之介も舞台ハイキュー以来。

終始声がデカすぎて、まんま大包平だなあとしみじみ。

 

肥前忠広役の石川凌雅さんの声がいい!

ハスキーな声質がたまらなく好き!

第二部でのツンデレなセリフで思わず拍手してしまった。

 

 

 

第二部は歌とダンスのステージ

きらめくサイリウムに応援されて、

何着も衣装替えしながら歌って踊る。

ホストクラブってこんな感じなのかな(偏見)。

 

あれだけ真剣な演劇をして、あれだけ歌って、

ラストにメイン曲の「刀剣乱舞」を原キーで

(しかもラスサビは転調!)

歌う姿はかっこよかった。

 

歌って踊る、アイドルのようなイメージが、

ガラッと変わる楽しい体験だった。

 

 

 

ミュージカル「刀剣乱舞」江水散花雪 公式HP